明日からトルコ公演。今夜はまだ仕事も残っているので、簡単な夕食をとる為、
先日のクエンカで購入したチーズを切る事にしました。
先日もブログに書いた通り、クエンカ周辺にはマンチェゴチーズの産地がたくさんあり、それぞれの地名が、チーズの銘柄となっているそう。このチーズの産地、カラセニージャは、クエンカから約20キロ程のところにある小さな町だと聞いていましたが、調べてみたら、なんと人口60人!これって、小さすぎじゃないですか?町中がチーズ工場と思いきや、主な収入源は農業と観光だそうな。観光っていっても、見るところあるのかな?
クエンカのチーズ屋のおじさんが、このチーズはマドリードで見つけるのは難しい、と言っていた意味が分かった気がします。きっと生産量も少ないんだろうな。
写真:カラセニージャのマンチェゴチーズ「ラ・エルミータ」
この丸ごと1個で重さ約3キロ。これで36ユーロ(4000円弱)お値段的には中ぐらいのレベルです。高いから必ず美味しいと言うわけでもなく、好みの問題もありますから、自分にあったチーズを見いだすのは至難の技。
実は、私は臭みのあるチーズが苦手で、スペインのマンチェゴチーズも昔は買って食べる事はまずなかったんですが、おいしいチーズとの出会いを繰り返し、今ではお気に入りのチーズがいくつかあります。
今回発見したカラセニージャのチーズ、マドリードでは入手できませんが、またクエンカに行ったら必ず購入するでしょうし、そうやって旅の楽しみも増えて行くのです。