2011年11月1日火曜日

チーズ嫌いだった私を唸らせた超美味なマンチェゴチーズ・産地の村の人口はたった60人!?


明日からトルコ公演。今夜はまだ仕事も残っているので、簡単な夕食をとる為、
先日のクエンカで購入したチーズを切る事にしました。


先日もブログに書いた通り、クエンカ周辺にはマンチェゴチーズの産地がたくさんあり、それぞれの地名が、チーズの銘柄となっているそう。このチーズの産地、カラセニージャは、クエンカから約20キロ程のところにある小さな町だと聞いていましたが、調べてみたら、なんと人口60人!これって、小さすぎじゃないですか?町中がチーズ工場と思いきや、主な収入源は農業と観光だそうな。観光っていっても、見るところあるのかな?

クエンカのチーズ屋のおじさんが、このチーズはマドリードで見つけるのは難しい、と言っていた意味が分かった気がします。きっと生産量も少ないんだろうな。


写真:カラセニージャのマンチェゴチーズ「ラ・エルミータ」


この丸ごと1個で重さ約3キロ。これで36ユーロ(4000円弱)お値段的には中ぐらいのレベルです。高いから必ず美味しいと言うわけでもなく、好みの問題もありますから、自分にあったチーズを見いだすのは至難の技。

実は、私は臭みのあるチーズが苦手で、スペインのマンチェゴチーズも昔は買って食べる事はまずなかったんですが、おいしいチーズとの出会いを繰り返し、今ではお気に入りのチーズがいくつかあります。

今回発見したカラセニージャのチーズ、マドリードでは入手できませんが、またクエンカに行ったら必ず購入するでしょうし、そうやって旅の楽しみも増えて行くのです。




写真:カットしたカラセニージャのマンチェゴチーズ


さて、丸ごとのチーズを買って来て一番大変なのがこのカッティングの作業。
茶色い外皮はとても固く、包丁をいれるのに一苦労。さらに結構高さがあって、包丁で下まで一気に切り下ろせないため、真っすぐに切り出すには、結構な技術がいるのです。

今回も悪戦苦闘した結果、うまくスライスできました。
このブログを書きながら、ワインと一緒に頂いています。



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