2011年1月29日土曜日

大学時代の友人達との再会



写真:(左から)カルロス、美貴子ちゃん、フアンさん、一夫、英子

私の大学時代のスペイン語科の友人、一夫と英子&子供達、フラメンコの同期でマレー語科だった美貴子ちゃんと旦那さんのカルロスさんと総勢8名で大集合。美貴子ちゃんとの再開は、卒業以来、実に13年ぶりのこと。マレー科だった美貴子ちゃんの流暢なスペイン語を耳にするのは、不思議な気分。さすが語学の達人です。



写真:レストラン「ラ・アルブフェラ」の正面玄関

ラ・アルブフェラは、私たちお気に入りのパエージャ専門のレストラン。前菜も、ハモンも、ワインもパエージャも、どれも一流!話も弾み、とっても楽しい一夜でした。




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2011年1月22日土曜日

国際観光見本市(FITUR)訪問


写真:日本のパビリオン周辺

今日は午後から、マドリードで開催中の国際観光見本市(FITUR)を訪れました。毎年開催されているこのイベント、世の中で叫ばれている不況とは裏腹に、ものすごい人でごった返していました。特に、アジアのパビリオンが並ぶ区域は、大晦日のアメ横のような勢い。歩くのにも一苦労です。

写真:私たちのお気に入り、パラドールも大きなブースを構えていました

毎年増え続け、その数なんと80を突破。スペイン中に点在するパラドールを順番に巡るのがここ数年のフアンさんと私の楽しみの1つ。週末を利用した気軽な1泊旅行から、ピレネーの方まで繰り出して、1週間パラドールを巡る旅をしたり。でも、まだまだ全制覇までには何年もかかりそうです。


写真:今日のツーショット

イベント会場内を歩き尽くして、かなり疲れました。この後は、マドリード北部にあるショッピングモールで、一足遅れのレバハ(バーゲン)巡り。疲れていても、ショッピングは別腹?




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2011年1月16日日曜日

ホームパーティー


写真:特別注文したケーキ

スペイン人の女友達の中で私が一番仲良くしているのが、今日のホームパーティーの主役、エバさん。彼女と知り合ったのは3年前のこと。彼女のご主人カルロが、カニサレスのグループのサウンドテクニシャンという縁で知り合いました。

歳は2つ違い、私がマレーシアに住んでいた頃、彼女はインドネシアに住んでいたこと、アメリカにホームステイの経験があるなど、超似た経歴を持つ私たちはすぐに仲良くなりました。彼女の為に、今日はエル・コルテのケーキ屋さんに特別注文しておいたケーキでお出迎えです。

写真:エバ、カルロ、フアンさんと私(撮影:ルナちゃん6歳)

皆大笑いしているこの写真を撮ってくれたのは、エバさんの娘のルナちゃん。我家に遊びにくる度に、手作りのお絵描き(似顔絵等が多い)をお土産に持って来てくれます。と〜っても可愛い私の秘蔵っ子です。特にフアンさんの似顔絵にはいつもギターの絵が描かれていて A Cañi le gusta mucho la guitarra(カニはギターがとても好き)とコメントがあったりして愛らしい。

今年は、ルナちゃんの身長が念願の120センチに到達するので、皆でパリのディズニーランドへ出掛ける計画。あろうことか、まだパリのディズニーランドへは行ったことが無いのよね。私の方が楽しみだったりして。

エバ、お誕生日おめでとう!




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2011年1月13日木曜日

ホアキン・ロドリーゴ


写真:ホアキン・ロドリード展示会のパネル

  スペインを代表する作曲家、ホアキン・ロドリーゴは、バレンシアの出身ですが、1939年から1999年にその生涯を閉じるまで、マドリードのテトゥアン地区に住んでいました。それを記念して、テトゥアン地区の文化センターが、ホアキン・ロドリーゴの名を冠した音楽ホールの除幕式があり、ホアキン・ロドリーゴの娘のセシリアさんに招待され、行ってきました。ホールの入り口のスペースにホアキン・ロドリーゴの生涯を紹介した展示会が同時開設されていました。


写真:『アランフェス協奏曲』の逸話を説明したパネル


ホアキン・ロドリーゴの名を世界に広めることになった作品が『アランフェス協奏曲』。オーケストラとギターの為に書かれた作品ですが、彼自身はギターを弾いたことはなかったそうです。中でも有名な第2楽章は亡くなった息子さんへの追悼の意味をこめて作曲されました。哀愁をたたえたこの美しい旋律には、そんな思いが込められていたのですね。


写真:ロドリーゴ一家とレジーノ・サインス・デ・ラ・マサ

レジーノ・サインス・デ・ラ・マサは、1940年の冬、『アランフェス協奏曲』を初演したギタリスト。ホアキン・ロドリーゴの親友でもあり、この協奏曲は、彼に捧げられています。

写真:盲目の作曲家の作曲方法とは?について展示されたパネル

ホアキン・ロドリーゴは、盲目の作曲家としても知られています。3歳の頃ジフテリアの後遺症で完全に視力を失いました。その後8歳で音楽の勉強をはじめたそうです。私の兼ねてからの疑問は、どのようなプロセスで作曲していたのか、ということです。この展示会の説明でよ〜く分かりました。


写真:ロドリーゴが実際に使っていた作曲用タイプライター

このタイプライターは、ロドリーゴが開発した、世界で初めての楽譜浄書用のタイプライター。音符や音楽記号を全て、彼が開発した点字によって記譜し、それを専門のコピーライターによって通常の五線譜に「翻訳」していたそうです。

写真:ロドリーゴが訪れた国々

まだ海外旅行が一部の人の特権だったころから、ホアキン・ロドリーゴは、妻のビクトリアさんと世界中を飛び回っていました。主な旅の目的は、当地での『アランフェス協奏曲』の演奏を聴く為だったとか。

写真:1973年来日時のポスター

最初で最後となった日本訪問は1973年のこと。新日本フィルが『アランフェス協奏曲』を演奏してるのがわかります。


写真:NASAの保証書

写真に写っているCDは、なんと月まで旅して来たことを証明するNASAの保証書。彼の音楽は宇宙まで届いたんですね。スゴいことです。

今年は、カニサレスがベルリンフィルと『アランフェス協奏曲』を演奏します。今からとても楽しみです。





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2011年1月12日水曜日

ビセンテ・カリージョのギター工房(その2)


写真:新しいクラシックギターを弾くカニサレス

今日は、再びビセンテ・カリージョのギター工房を訪れました。
先日、微調整をした2艇のクラシックギターがついに完成したのです!

前回の訪問はこちら↓


自分専用に製作してもらったギターに、カニサレスご満悦。右手も左手もとても弾きやすい特別ギターなのだそうです。

写真:製作の始まったフラメンコギター

そして、今日のもう1つの目的は、新しいカニサレスの為のフラメンコギターの製作にあたって、最初の調整をするため。こちらが製作途中のフラメンコギター。


写真:未来のフラメンコギター

製作途中のデリケートなギターを特別に触らせてもらいました。写真を撮影してくれたのはカニサレス。落とすなよ!とファインダー越しに心配そうな顔つき(笑)。大丈夫です。しっかり支えています。


写真:ビセンテ・カリージョと記念撮影

そして、もう1枚特別にビセンテ・カリージョとも記念撮影。

写真:ビセンテ・カリージョとその2人の子供達、エル・ムンド記者のハビエルと写真家のリカルド、カニサレスと私

さて、今日の訪問には更にもう1つ目的がありました。それは、エル・ムンド紙の日曜版の雑誌「エル・ドミニカル」に2010年スペイン国家手工芸賞を受賞したばかりのビセンテ・カリージョのギター製作の様子がレポートされることになり、カニサレスも特別出演。エル・ムンド紙記者のハビエル・カバジェロ氏、写真家のリカルド・カセス氏も交えて記念撮影。記事は1月30日(日)に掲載されるそうです。スペイン在住の皆さん、是非チェックして下さい。


写真:今日のツーショット
© Ricardo Cases

そして、最後に写真家のリカルドに、私のカメラを使って撮ってもらった傑作がこちら。この2艇のギターでカニサレスのフラメンコを聴ける日が今から待ち遠しくてたまりません。あと1ヶ月の辛抱です!





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2011年1月6日木曜日

「王立劇場のニューイヤーコンサート」再放送


写真:王立劇場ニューイヤーコンサート2010のポスター




大晦日の王立劇場でのコンサートは、ヨーロッパ各国に生放送されましたが、今日1月6日レジェスの日にスペインの国営放送TVE2で、再放送されます。
日本では放送されないのですが、インターネットがあれば大丈夫。ARTE LIVE WEBに登録(無料)するとコンサートの全貌を観ることができます(随時)。

問題は、インターフェイスがフランス語とドイツ語だけなこと。。。両国語が苦手な方はGoogle Translateなどを利用して是非。
カニサレスは1時間6分頃に登場。その後フィナーレにも登場します。
どうぞお楽しみください。



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2011年1月3日月曜日

「オロペサ」のパラドール

写真:オロペサのパラドールとオロペサ城

昨晩は、パラドールのレストランで夕食の後、ワインに酔って夜中すぎまでフアンさんと語り、眠りに着いたのは明け方。でも、今朝は早く目が覚めてパラドールの周りをお散歩。


写真:オロペサのパラドール

これまでに、スペイン各地のパラドールを訪れてきましたが、ここオロペサのパラドールの評価は結構上位。マドリード市内から150キロという近さも、小旅行には魅力的です。

写真:チメネア(暖炉)に飾られたベレン

スペインでは、1月6日のレジェス・マゴスまでクリスマスシーズンが続くので、まだパラドールの内部はクリスマスの飾り付けで賑わっています。こちらは暖炉に飾られたベレン。

写真:ゴージャスなクリスマス・オーナメント

このバラの花のオーナメントがかなり気に入りました。キラキラしていてとってもゴージャス!

写真:今日のツーショット

今回の旅行では、食事の写真を撮るのをすっかり忘れてしまいました。が、前菜も、メインディッシュも、デザートも、大満足。デザートでは「Suspiros de Monja(修道女のため息)」と名付けられたクリームのお菓子が最高。もし、オロペサを訪れた際には是非どうぞ。




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2011年1月2日日曜日

「オロペサ」への旅行

写真:オロペサ城外壁

2011年の旅行初めは、マドリードからほど近い、オロペサへの旅行となりました。オロペサは、トレド県のはじっこに位置し、12世紀に建てられたオロペサ城が有名な小さな街です。現在は、一部がパラドール・ナシオナルに改築されており、お城とパラドールが続きになっている贅沢な造りです。

写真:オロペサ城の塔

近くで撮りすぎて、全景が写らなかった(涙)。お城は、入場料3ユーロを払って内部を見学出来ます。今日は1月の気温としてはそれほど冷え込まなかったのでラッキー。お城の中はもちろん、暖房など効いていないので、寒い日だったらゆっくり見学は出来なかったはず。

写真:お城の塔を随分登ったところに開けた小部屋

小さなお城で、足場はしっかりしているけれど、階段などは結構狭い。塔の部分を登って行ったところで小さなお部屋にたどり着きました。

写真:オロペサ城北西の塔

小学生の頃からのドラクエファンの私は、日本のお城より西洋のお城の方が何となく好き。勇者になったような気分で城内を散策します。それより、先ほどから気になっているのは。。。

観光客が誰もいな〜い!

まあ、正月のこんな時期に城巡りするカップルも珍しいかも。おかげで、たっぷりとドラクエの世界を堪能しました。

写真:塔の上から見たオロペサの街

夕暮れのオロペサ城は、光を浴びて黄金色に輝きます。その塔のてっぺんからみた風景がこれ。写真ではうまく伝わりませんが、開放感があって、とっても晴れ晴れとした気分にさせられます。

写真:順路にそってもう1つの塔へも足を運びます

小さなお城なのに、至る所に順路が書いてあってとても丁寧!これに沿って行けば全部みられると思いきや。。。順路が途中で交錯して、これに従うと王様の部屋(?)にたどり着けません。ということで、スペイン流に順路は無視、ということで。。。


写真:オロペサの陶器

もう一方の塔にも登った後、下に降りると、そこは小さな陶器の博物館になっていました。
そういえば、ここは、陶器で有名なタラベラの近く。似た感じの陶器ですが、このビビッドな色使いは、オロペサ特有のものだそう。


写真:お城の中庭で。

これは何の樹でしょう?根本にはブルーベリーみたいな実がたくさん落ちていたけど。ブルーベリーとは時期も違うし、葉っぱの形も違うよね。ブルーベリーもどき。ということで。

写真:フアンさんとのツーショット

フアンさんとのお約束のツーショットはこれ。今日はセルフタイマーでたくさん写真を撮ったけど、これが一番のお気に入りです。
たくさん歩いたおかげでお腹がすきました。夕ご飯はパラドールで贅沢に。楽しい一日でした!



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2011年1月1日土曜日

¡Feliz Año Nuevo!

写真:今年最初のツーショット(またもや眼鏡が頭上に。今年こそ眼鏡ケースを買うぞ)

¡FELIZ AÑO NUEVO 2011!
昨年3月に、大好きだったおばあちゃんが99歳で亡くなり、小倉家は本当は喪中のところ、失礼致します。スペインでも、親しい人たちには、日本では前年に親族に不幸があると翌年は新年を祝わないことを説明します。とはいえ、そういう習慣のない外国人にひとりひとり説明してまわるのも面倒なので、便宜上、今年もFELIZ AÑO NUEVOとさせて頂きます。。。

さて、大晦日のニューイヤーコンサート出演のため、3日前からマドリード市内のホテルに宿泊中の私たち。新年もホテルで迎えました。早起きして初日の出をみようと昨晩一瞬は思ったものの、朝起きたらなんと11時!しょっぱなから寝坊です。

朝ご飯を食べ、荷物をまとめて、向かうは我家。とりあえずは家に帰って今日は一日ゆっくり過ごそうということになりました。お互い今年の抱負を語り合い、久々にゆっくりした正月です。明日からフアンさんと新年の初旅行に出掛ける予定。プライベートな旅行は昨夏のスイス新婚旅行2010以来なので、とっても楽しみ!


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