2008年9月30日火曜日

ウィンナーコーヒー

写真:ウィーンで飲むウィンナーコーヒー

今日はオーストリアのウィーンに来ています。実はウィーンに来るのも今回が初めてで、楽しみにしていた訪問でした。今回は、ここウィーンでスペイン音楽祭が開かれていて、そこにカニサレスが出演した為の訪問でした。

レストランで食後にコーヒーを頼む段になった時、私は迷わず、あのコーヒーの上に生クリームがたっぷり乗っている「ウィンナーコーヒー」を注文。ウィンナーコーヒーって、子供の頃はウィンナーのついてくるコーヒーだと思っていたけど、「ウィーン」の「コーヒー」でウィンナーコーヒーと知ってから久しく(笑)ご当地ものだと思っていたのですが。。。

「ウィンナーコーヒー」といっても通じない!なぜ?「あの、コーヒーの上に生クリームがのってるやつ」といったら、ウェイターが「ああ、カプチーノね」と一蹴。「いや、カプチーノじゃなくて、生クリームの。。。」「だから、コーヒーに生クリームがトッピングされてるやつでしょ?それは、カプチーノだよ」「いや、カプチーノはミルクを泡立てたのがシナモンと一緒にのっていて。。。」「大丈夫、今もってくるから」。

ドイツ語を話すロシア人のウェイターとスペイン語を話す日本人の間で、果たして会話がちゃんと成立していたのか不安に待つこと数分。。。目の前に現れたのは、生クリームたっぷりの、まぎれも無い「ウィンナーコーヒー」でした!それも美味!

後で知ったのですが、やはりウィーンには「ウィンナーコーヒー」は存在しないそうです。和製英語だったのね。。。

2008年9月28日日曜日

今年のレリダ

写真:コンサートの後、楽屋で仲間たちと

今年もやってきました。レリダ。昨年、一昨年に続き、3年連続のフェスティバル出演を果たしてくれた、愛すべき夫、『カニサレス』のおかげで、レリダの仲間と今年も盛り上がりました。もう、毎年の恒例行事となった、レリダ訪問。初めてカラコレス(かたつむり)を食べたのもレリダでした。


写真:レリダ名物カラコレス(かたつむり)

ちょっとグロテスクなこのカラコレスは、一度はまると病みつきになります。通常は、前菜的に食べるのですが、私は毎年、前菜→カラコレス、メイン→カラコレスの、カラコレス三昧。あまりに豪快に完食するので、お店の人が「まだあるよ」と笑っていました。いや、もうはいらないギリギリの限界まで充分堪能しました。

また来年も招待してくれるそうです。今から楽しみ。カラコレスがじゃなく、もちろんコンサートがですよ。ちなみに、コンサート後は、明け方の6時過ぎまで色んな話で盛り上がりました。こういうフィエスタがちょっと苦手の私も、レリダだけは特別です。

2008年9月25日木曜日

ワルシャワへの旅

写真:ワルシャワ中心地の広場で

昨日から、ポーランドのワルシャワに来ています。
同じヨーロッパで近い国なのですが、東欧諸国に来るチャンスがこれまでにはあまりなく、私にとっては初めてのポーランドです。今回も、マウリシオと一緒の旅。オーケストラとの共演です。リハーサルの後、マウリシオ、フアンさんと3人でワルシャワ散策です。まだ9月だというのに、寒い!地元の人もマフラーを巻いているくらいで、やはりこれは9月にしては異常な寒さだとか。。。寒いのだけは苦手です。。。

写真:コンサートの花束(フアンさんからのプレゼント!)

コンサートは、満員御礼でとても盛り上がりました。昨日の夜、同じ会場であったコンサートは、お客さんの入りも今ひとつでちょっと心配していたのですが、さすがフアンさん。テレビ局のインタビューにも殺到し、私も通訳で奔走しました。

スペイン語と英語の通訳をするとき毎回思う事ですが、やはり、母語でない2つの言語間の通訳はなかなか難しい。日本語と英語、日本語とスペイン語なら一方が母語なので、余裕がもてるのですが、英西の場合は本当に気の休まる時がなく、とても疲れます。しかも、目の前でテレビカメラが回っていると緊張感もさらに増し、アドレナリンが出まくります。生放送のラジオなどでは「時間短縮の為に同時(通訳)でお願いできますか?」などといわれ、「無理だってば!」と思いつつ、「はい」と言ってしまうこの悲しい性。。。毎回、次回までには勉強しようと心に誓うのですが、あれよあれよという間にまた本番(涙)。今回こそは、本腰を入れて勉強します。


2008年9月12日金曜日

クンプレアニョス

写真:フアンさんとお誕生日のお祝い

誕生日から1週間。。。このところばたばたと忙しくて、ゆっくりケーキを食べる時間もなかったのですが、今日フアンさんがお誕生日ケーキとろうそくを買ってくれ、二人でミニお誕生日会です。スペインでは、お誕生日のケーキに、年の数だけローソクを立てるという習慣はなく、かわりに年の数を数字にしたろうそくを灯します。私ぐらいの年齢になると、年の数だけローソクを立てたら、食べるところが無くなってしまうので、なかなかいいアイデアと思います(笑)。そのかわり、数えなくても歳がバレバレなのはどうかと思いますが。。。

今年は、フアンさんが奮発して、素敵なアクセサリーをたくさん(!)買ってくれました。フアンさん、ありがとう!大切に使います。そして、私を産んで育ててくれた両親に改めて感謝です。