パラドールで迎える朝。今朝は特に用事もなかったので、早めに起きて窓からの朝日を浴びながら朝の読書。このところ、ゆっくり読書する時間が取れなかったので、のんびりした午前中を満喫。今日は、夕方マドリードに戻るAVEまで時間があるので、再びクエンカの街に繰り出します。
写真:レストラン『RAFF』にて
最初にやって来たのは、前から予約を入れておいたレストラン『FAFF』。
こちらは、ミシュランのガイドブックでビブグルマンに認定されています。
ビブグルマンのレストランについては、
などのリンクをご覧下さい。今回のクエンカ訪問では是非立ちよりたいと楽しみにしていたレストランで昼食です。フアンさんと私、このところグルメにハマっています。
写真:アペリティーボ・チーズのフリッタ
さすがはチーズの産地ラ・マンチャ地方らしいアペリティーボ。ジャムの甘さとチーズのほのかな酸っぱさが絶妙のコンビネーション。揚げてあるのに、全然しつこくない。これは、おいしいワインが欲しくなります。
写真:本日のセレクトご当地ワイン『Todas』
カマレロにお勧めを聞いて注文したのがこちら。ラ・マンチャ地方の地ワイン『Todas』です。リオハのワインと違って、この辺りのワインはアルコール度が高いのも特徴のひとつ。こちらのワインもアルコール度14.5%とやや高めです。軽いのどごしの飲みやすいワインで、何といってもチーズによく合う!
写真:マンチェゴチーズとハモンの盛り合わせ
すかさず注文したのはこちら、マンチェゴチーズとハモンの盛り合わせ。ハモンもイベリコのベジョータという最高級品で口の中に入れた瞬間にとろけるような舌触りです。
写真:パン・コン・トマテ
トーストにオリーブオイル、塩、すり下ろしたトマトをのせて食べる『パン・コン・トマテ』先ほどの盛り合わせと一緒に出てきました。
写真:マグロのタルタル、アボカド添え
ほんのりとわさびの味もしてとても美味しい一品でした。
写真:エントレコット(牛肉)とししとうのフライ
肉派のフアンさんは、牛肉のグリル。
写真:チーズのアイスクリーム
チーズづくしですが、最後もチーズ。甘過ぎなく、ほんのりチーズの味がしたこのアイス、絶品でした。
写真:レストラン入り口
とても小さな道にあるレストラン。知ってないと気づかない。ミシュランさすがだな〜。
今日は土曜という事もあってか、お店は大混雑。予約を入れておいて大正解でした!
Restaurante Raff
C/Federico García Lorca 3, 16004 Cuenca
Tel: +34-969-690-855
写真:パラドールのバル
ゆったりとしたお昼の後は、パラドールへ直行。おいしい食事とワインにすっかりご機嫌の二人。まだ時間はゆっくりあるので、パラドールのバルでお茶をする事に。
写真:パラドールバルでのツーショット
私の顔が赤めなのは、ワインのせいです。
写真:エッフェルの橋
長い長い昼食を終えた後は、食後の運動も兼ねて、クエンカ散策。
昨日も何度か渡ったエッフェルさんの設計した橋を渡って行きます。
写真:橋から望むパラドール
この橋はパラドールの目の前にあって、この橋を渡ると旧市街です。
写真:宙づりの家
昨日も見た、宙づりの家。よくよく見ると、怖い造りです。どうやって建設したのかも気になりますが、住むのはちょっと遠慮ですね〜。
写真:谷底から見上げる宙づりの家
谷底まで下りてみました。今度はここから先ほどの宙づりの家を見上げるとこんな感じ。見れば見る程怖い造りです。。。
写真:カテドラル
こちらは、ゴシック様式のカテドラル。街の中心地、マジョール広場にあります。
写真:石造りのクエンカの街
マジョール広場から更に歩みを進めると、石造りの街並が山の上の方へと続いて行きます。どんどん登って行くと、見晴し台のようなところに出ました。
写真:見晴し台から見たクエンカの景色
ここが頂上付近。クエンカの街を見下ろせます。左側にあるのが、昨晩泊まったパラドール。そして中央あたりに先ほど訪れた宙づりの家も見えます。
写真:クエンカの街角で
それにしてもよく歩きました。細道や石の階段もたくさんあります。さらに細道に入って行くと、人影もなくなり、とてもいい雰囲気に。人ごみからちょっと離れた静かな場所の方が情緒的で好きです。
写真:今日のツーショット
クエンカは世界遺産の名に相応しい、とても素敵なところです。次回来る時は、是非車で、周りにある小さな村々にも立ち寄ってみたいと思います。