今日もホテルからサン・マルコ広場への専用シャトルに乗り込みます。
今朝は日の出と共に出発。まだ時間が早い為か、シャトルは貸し切り状態。
朝日が眩しい!
写真:ホテルのシャトルボートにて
さて、今日はベネチアから列車を乗り継いでピサの斜塔を見に行く計画。フアンさんも私も斜塔見学をした事がないのですが、仕事でイタリアに来る時にはなかなか時間もとれない為、ちょっと遠出ではありますが今回の旅行を利用して足を伸ばそうということになったのです。
写真:サン・マルコの船着き場
まずはサン・マルコ広場からヴァポレットに乗ってサンタ・ルチア駅を目指します。
約40分のヴァポレットによるグラン・カナル遊覧です。
写真:サルーテ教会
サン・マルコを出るとすぐ見えてくるのがこちら、サンタ・マリア・ラ・サルーテ教会。サンマルコ広場からみるとちょうど対岸に位置します。
サン・マルコを出るとすぐ見えてくるのがこちら、サンタ・マリア・ラ・サルーテ教会。サンマルコ広場からみるとちょうど対岸に位置します。
写真:アカデミア橋
それからすぐ、アカデミア橋をくぐり抜けます。
これは1933年に開通した木造の橋。19世紀に最初に建設された時は鉄筋の橋だったそうですが、石造りの橋に変えようとしてなぜか木造に。それにしても約80年もの間、現役で活躍しているのですからスゴイ技術です。
それからすぐ、アカデミア橋をくぐり抜けます。
これは1933年に開通した木造の橋。19世紀に最初に建設された時は鉄筋の橋だったそうですが、石造りの橋に変えようとしてなぜか木造に。それにしても約80年もの間、現役で活躍しているのですからスゴイ技術です。
写真:リアルト橋
もう既に何度も渡ったリアルト橋。今度は水上から見上げ、下をくぐり抜けます。
もう既に何度も渡ったリアルト橋。今度は水上から見上げ、下をくぐり抜けます。
写真:カ・ドーロ
カ・ドーロはイタリア語で「黄金の館」と言う意味。かつては外壁に金箔の装飾がなされていた為にこの名がついたそうです。グラン・カナル沿いの建物のうち最も古いひとつで、15世紀頃に建設された邸宅です。
カ・ドーロはイタリア語で「黄金の館」と言う意味。かつては外壁に金箔の装飾がなされていた為にこの名がついたそうです。グラン・カナル沿いの建物のうち最も古いひとつで、15世紀頃に建設された邸宅です。
写真:カ・ペーザロ
こちらは18世紀頃に建てられたバロック式の館。現在は、美術館になっています。
こちらは18世紀頃に建てられたバロック式の館。現在は、美術館になっています。
写真:救急車
ベネチアには車がありません。なので、通常私たちが車で見る様々なサービースもここではボート。まずこれは救急車。
ベネチアには車がありません。なので、通常私たちが車で見る様々なサービースもここではボート。まずこれは救急車。
写真:パトカー
こちらは水上パトカー。サイレンを鳴らして走って行く姿を一度だけ見かけましたが、それはもう、超高速でぶっ飛ばしていて、映画のワンシーンのようでした。
こちらは水上パトカー。サイレンを鳴らして走って行く姿を一度だけ見かけましたが、それはもう、超高速でぶっ飛ばしていて、映画のワンシーンのようでした。
写真:クレーンボート
工事用のクレーン車ももちろんボート。船が揺れて作業しにくいと思うんですが。
工事用のクレーン車ももちろんボート。船が揺れて作業しにくいと思うんですが。
写真:トラック
物資を運ぶのも船。
でもここからお店までは人力で運ばなくては行けないので、大変ですよね。
物資を運ぶのも船。
でもここからお店までは人力で運ばなくては行けないので、大変ですよね。
写真:タンクローリー
ガソリンを運ぶのもボートで。
ガソリンを運ぶのもボートで。
写真:ガソリンスタンド
ちなみに、ガソリンスタンドはこんな感じです。
ちなみに、ガソリンスタンドはこんな感じです。
写真:サンタ・ルチア駅
そして到着!サンタ・ルチア駅です。ベネチア出発前に見た映画にもこのアングルでこの駅が何度も登場していました。
そして到着!サンタ・ルチア駅です。ベネチア出発前に見た映画にもこのアングルでこの駅が何度も登場していました。
写真:朝食
ここまで来て、ようやく朝食です。今朝はサンタ・ルチア駅のカフェテリアで、クロワッサンとカプチーノ。それぞれ1ユーロ、合計2ユーロの激安朝食です。
ここまで来て、ようやく朝食です。今朝はサンタ・ルチア駅のカフェテリアで、クロワッサンとカプチーノ。それぞれ1ユーロ、合計2ユーロの激安朝食です。
写真:カフェテリアのバーで
このクロワッサン、できたてのアツアツで、中には熱いジャム入っています。ずっしりと重くて食べごたえも充分!
このクロワッサン、できたてのアツアツで、中には熱いジャム入っています。ずっしりと重くて食べごたえも充分!
写真:ローマ・テルミニ駅行きの特急
まもなく特急が出発。この列車はローマ行きですが、私たちはフィレンツェで乗り換え。
まもなく特急が出発。この列車はローマ行きですが、私たちはフィレンツェで乗り換え。
写真:特急の前で記念撮影
スペインでいえば、新幹線AVEのような列車。1等席には食事&軽食もついていて飛行機のようなサービス。ヨーロッパの列車の旅はサービスが良くて快適です。
スペインでいえば、新幹線AVEのような列車。1等席には食事&軽食もついていて飛行機のようなサービス。ヨーロッパの列車の旅はサービスが良くて快適です。
写真:フィレンツェで乗り換え
約2時間でフィレンツェに到着。
ここからピサまで、ローカル線で約1時間の列車の旅です。
約2時間でフィレンツェに到着。
ここからピサまで、ローカル線で約1時間の列車の旅です。
写真:ピサの斜塔を見上げる
ジャジャーン!やってきましたピサの斜塔。
この街は、はっきりいって、この斜塔がなければ何の変哲もない、非常に辺鄙な街ですが、このシンボルと言うべき塔が現れると、思わず、おぉ〜と言ってしまう迫力。
ジャジャーン!やってきましたピサの斜塔。
この街は、はっきりいって、この斜塔がなければ何の変哲もない、非常に辺鄙な街ですが、このシンボルと言うべき塔が現れると、思わず、おぉ〜と言ってしまう迫力。
写真:斜塔を支える私
お約束のこのポーズ。フアンさん撮影。なかなか上手に撮れました!
お約束のこのポーズ。フアンさん撮影。なかなか上手に撮れました!
写真:大喜びの私
何を喜んでいるかと言うと、塔に登るチケットを入手できたため。現在は一度に登れる人数に制限があり、20分ごとに設定された時間制でチケットを購入するのですが、チケット売り場に行ってみると、かなり先の時間までチケットは売り切れ。帰りの電車の事も考えると、ギリギリの時間帯で奇跡的にチケットがとれて大喜び、というわけ。訪問の1ヶ月前までは+2ユーロで、ネットで予約も出来るそうです。チケットはひとり15ユーロ。遠路はるばるここまで来たのですから、登らずに帰るわけにはいきません!
何を喜んでいるかと言うと、塔に登るチケットを入手できたため。現在は一度に登れる人数に制限があり、20分ごとに設定された時間制でチケットを購入するのですが、チケット売り場に行ってみると、かなり先の時間までチケットは売り切れ。帰りの電車の事も考えると、ギリギリの時間帯で奇跡的にチケットがとれて大喜び、というわけ。訪問の1ヶ月前までは+2ユーロで、ネットで予約も出来るそうです。チケットはひとり15ユーロ。遠路はるばるここまで来たのですから、登らずに帰るわけにはいきません!
写真;螺旋階段を登る
12世紀に建設された時からの石段。中央部がくぼむ程すり減っているのが分かりますか?このくぼみと、塔の傾斜の為、想像以上に上りにくい階段です。約300段(数えたら301段だったけど、解説によると297段。どこで数え間違えたんだろう?)の階段を上ると頂上に到着です。
12世紀に建設された時からの石段。中央部がくぼむ程すり減っているのが分かりますか?このくぼみと、塔の傾斜の為、想像以上に上りにくい階段です。約300段(数えたら301段だったけど、解説によると297段。どこで数え間違えたんだろう?)の階段を上ると頂上に到着です。
写真:カテドラルを見下ろす
ここが頂上。ガリレオ・ガリレイが落下の法則を実証する為に大小二つの玉をここから落としてみせたと、昔、学校で習いました。現在ではその説の真偽が怪しい様ですが、たとえその実験をここで行っていなかったとしても、きっとガリレオもこの塔に登り、この同じ風景を見ていたんだと思うと感慨深い気持ちになりました。
ここが頂上。ガリレオ・ガリレイが落下の法則を実証する為に大小二つの玉をここから落としてみせたと、昔、学校で習いました。現在ではその説の真偽が怪しい様ですが、たとえその実験をここで行っていなかったとしても、きっとガリレオもこの塔に登り、この同じ風景を見ていたんだと思うと感慨深い気持ちになりました。
写真:ピサの風景
あまりお天気が良くなかったのが残念。それでも遠くにある山まで見渡せました。
あまりお天気が良くなかったのが残念。それでも遠くにある山まで見渡せました。
写真:斜塔の頂上で記念撮影
制限時間40分とあまりゆっくりはしていられないのですが、私たちはマイペースで風景を楽しみます。当然下りて行くのもグループの最後(笑)。
制限時間40分とあまりゆっくりはしていられないのですが、私たちはマイペースで風景を楽しみます。当然下りて行くのもグループの最後(笑)。
写真:塔の入り口の扉
傾いているのが分かります?結構な傾斜なんです。
傾いているのが分かります?結構な傾斜なんです。
写真:ピサ大聖堂内部
せっかくなので、時間は押していますが、大聖堂の中も見学しました。立派な金の天井画、幾つも連なる円柱が、荘厳な大聖堂のシンボルです。
せっかくなので、時間は押していますが、大聖堂の中も見学しました。立派な金の天井画、幾つも連なる円柱が、荘厳な大聖堂のシンボルです。
写真:大聖堂と斜塔外観
このピサの斜塔とドゥオーモ(大聖堂)広場は、ご存知の通り世界遺産に指定されています。私にとって、60件目の遺産訪問となりました。
このピサの斜塔とドゥオーモ(大聖堂)広場は、ご存知の通り世界遺産に指定されています。私にとって、60件目の遺産訪問となりました。
写真:今日のツーショット
帰り道は再び列車を乗り継いでベネチアへ。
そしてサンタ・ルチア駅から再びヴァポレットで帰路に着きました。
一日がかりのピサ訪問、楽しい思い出ができました。
そしてサンタ・ルチア駅から再びヴァポレットで帰路に着きました。
一日がかりのピサ訪問、楽しい思い出ができました。