寒い寒い。
ベネチアの夜はとても寒い。
でも、今夜は特別にお洒落をしてお出かけ。
ベネチアで唯一のミシュラン星獲得レストラン
『ダ・フィオーレ』の予約が入っているからです!
このレストラン、予約を取るのが難しい上に、たどり着くのも難しい。
今回のベネチア旅行の大きな目的の1つでもあったので場所は事前にチェック済み。
写真:『ダ・フィオーレ』外観
外から見ると、こんな感じ。ミシュラン星付きレストランとは、外からパッと見では絶対分からない。しかもここは20メートル位しかない道で、地図にも載ってないのです。
どのガイドブックにも必ず「たどり着くのが難しいので下調べを」と書いてあるほど。
どのガイドブックにも必ず「たどり着くのが難しいので下調べを」と書いてあるほど。
写真:晩餐のためにおめかし
そして、たどり着きました。このレストランに予約を入れたのは数週間前のこと。ベネチア滞在期間の夜で席が取れたのはこの日だけでした。最後の夜に最高のレストラン。素敵なシチュエーションです。フアンさんが今日プレゼントしてくれたベネチアンジュエリーのネックレス・ピアス・ブレスレットをさっそく着けてみました。
写真:フアンさんもおめかし
とにかく今夜はとても冷える。寒かったのでベストを着込んだため、ちょっとクラシックなスタイルに なってしまいましたが、なかなか決まってます!
写真:プレートもかわいい
全ての食器にレストラン名が入っていて、とってもかわいらしい。
こちらは、パン用のプレート。
写真:パンの盛り合わせ
パンのサーブも粋。ムラーノガラスにざっくりと様々な種類のパンが盛られています。少なくなってくると、さっと継ぎ足してくれるため、切りがない(笑)。パンとグリッシーニも自家製で美味しすぎ!
写真:前菜のポレンタ
昨日はフライで頂いたポレンタ。今日は練ったままのお餅状のポレンタに塩味のエビがのっています。また違った食感とお味。ポレンタは薄味に出来ていて、エビと一緒に頂くとちょうどいい塩加減です。
写真:魚介の盛り合わせサラダ
シェフの今日のお勧めと言う、魚介の盛り合わせサラダも頼みました。注文する時にシェアしますと言ったら、あらかじめ2つのお皿に別々に盛られてサーブされました。だからこれで半人前。充分すぎる食べごたえです。
写真:魚介のリゾット
こちらも、シェフのお勧めの一品。魚介類のリゾットです。
どうやったらこんなに深いコクが出せるんだろう?同じ米料理でもスペインのパエージャとはまた違った美味しさです。ほんの少しだけ芯を残した出来上がりが最高。足すものも引くものもない、完璧の作品です。
写真:クリームとチョコレートのミルフィーユ
お腹はいっぱいになりましたが、デザートも欠かせません。今回はミルフィーユを注文。
写真:クリームが最高
このチョコレートの載ったクリームと、少しだけ塩味のパイ生地がとってもマッチしてます。クリームのコクがたまりません。
写真:たっぷりのカプチーノ
散々飲んだカプチーノも飲み納め。
デザートによく合います。イタリア万歳!
写真:カントゥチョ
そして次々に出されるデザートの山。
まずは、カントゥチョ。コーヒーともワインとも相性抜群。
写真:いちごとチョコレートのタルト
こちらもずっしりと重たいくらいに中身の詰まったタルト。
いちごの酸味がチョコレートの苦みとカラメルの甘さと混じりあいます。
写真:チョコレート
もう、食べきれない程に次々と出されるデザート。
もうお腹いっぱいでも、不思議と食べられちゃうんですよね(笑)。
3時間に及ぶゆったりとした夕食。楽しかったベネチア旅行を振り返りながら、フアンさんと尽きる事のない話で盛り上がりました。