世の中には、スゴイ偶然というものが存在します。
今日は、一日に5件ものアポがあり、かなり大忙しだったのですが、その中でも驚きの逸話をひとつ。マドリードのフランス大使館文化部で打ち合わせがあり、この9月から新しく赴任された担当者との初顔合わせをしました。
事前の電話で判明した事なんですが、なんとこの担当者(フランス人)の奥さんは、フアンさんの小学校時代の同級生!彼女、マリサとはこれまでに1度だけ会った事がありましたが、ずっとフランスに住んでいて、この度マドリードにやってきたのです。
写真:マリサと4年ぶりの再開
マリサに初めて会ったのは、4年前のこと。フアンさんの出身地バルセロナのサバデール市でフアンさんのコンサートがあり、なんとそれにあわせてフアンさんの小学校時代の同級生が、同窓会を開いたのがきっかけでした。当時フランス在住だった彼女もわざわざその為にスペインへ。30数年ぶりに再開した同級生達は、まずフアンさんのコンサートに集団で駆けつけてくれ、そのあと同窓会ディナー。私も、コンサートに出演したカニサレス・グループのメンバーも、一緒に同窓会ディナーに参加したのですが、大勢いる面々の中で、ひと際輝いていたのが彼女でした。
彼らは、私よりは9歳年上です。その時の「同窓会」を端から見て思ったのは、40歳を超えると、見た目の年齢の差がはっきり出てくるな〜という事。結婚されて、子供を育て、家庭を守って来た母。同じ女性でも社会に出て、仕事を続けている人。会社の社長としてバリバリ働いている感じのエネルギッシュな人。お酒に飲まれちゃっている中年おじさん。。。これから、自分がどのように年を重ねて行こうか、考えさせられる一夜でした。。。
マリサは、3児の母であり、フランス語とスペイン語の教師であり、女性としての美しさを輝かせている、素敵な女性でした。自然と意気投合し、会ったのはたった一度だけでしたら、その後もメールやフェースブックを通じてお互いの近況を知らせ合ってきました。
写真:マリサのご主人、ロマイン氏
本当に、世の中狭いと言うか、何というか。ロマイン氏の前任の担当者は、何度もカニサレスのコンサートに足を運んでくれ、色々協力してくれました。彼がいなくなることで、また新任者とゼロから新しい関係を築いていくはずだったので、自他ともに認めるカニサレスファンの彼がマドリードに赴任された事は、本当に嬉しい驚きです。
写真:フランス語のレッスン(笑)
仕事のあるロマイン氏を残して、マリサと私は、彼女の7歳になるお嬢さんを学校に迎えに行き(金曜日は午前中だけの授業)、その後3人で昼食をとりました。たった7歳にして、フランス語もスペイン語も使いこなす彼女が、私にフランス語のレッスンをつけてくれました(笑)。見て下さい、上記のレッスンは全部その娘が書いて説明してくれたんです。しかも、私より上手なスペイン語で!
驚きと感動に満ちた1日でした。
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