2009年2月28日土曜日

読書日記*2009年2月



Gramatica de la Lengua Española
著者:Emilio Alarcos Llorach
出版社:Real Academia Española, 
1999(初版)2008(第19版)
ISBN: 978-84-239-7916-5

これは、スペイン人を対象に書かれたスペイン語の文法書。462の項目それぞれが、例を交えて説明されている。DELE勉強の為に、一通り最後まで読んでみたが、この本は分からないことがでて来た時に辞書的に使うのが良い。通して読むのには結構時間がかかった。説明が丁寧でしかも比較的易しいスペイン語で書かれているのが嬉しい。





ピータードラッカーの「自己実現論」が分かる本(ポケット図解)
著者:中野明
出版社:秀和システム(2006年
ISBN4-7980-1335-8 C0034

先月読んだ「事業戦略」が分かる本に引き続き、今月は「自己実現」が分かる本。ドラッカーの理論を図解していて、とても分かりやすい1冊。特に時間のマネジメントの仕方について簡潔にまとめられているので、それを即実践に移してみた。ちょっとした細切れ時間に1章を読めるので気軽にドラッカー理論に触れられるいい入門書だ。




この世で一番の奇跡
著者:オグ・マンディーノ(訳:菅靖彦)
出版社:PHP文庫
ISBN 4-569-57916-7

友人にプレゼントしてもらった1冊。包容力のある、心温まるストーリーンの中に、自分を愛するための秘訣や、不幸なスパイラルから抜け出す為の秘密がちりばめられている。自分を卑下したり、失敗を恐れて新たなことにチャレンジできない自分を見直せる、自己啓発の本といえる。自分を愛することの大切さを説いた、私的にはグッドタイミングな1冊だった。




仕事で「話す力」が面白いほどつく本
著者:櫻井弘
出版社:三笠書房
ISBN4-8379-7457-0 C0130

仕事柄、初対面の人と話すことが多いが、どんな切り口から会話をはじめれば良いか等に関する私の持論と一致することが多く書かれていて、再確認できた。相手に話させるための質問事項をいつも持ち歩いていると、とくに共通点のない人と出会った時にも会話が弾む。外国人を相手にする時はその国の文化や習慣の話を引き出せれば会話が進む。黙ってしまって気まずい思いをしない為にはそれなりの準備が必要だ。




絶対音感をつける本
編者:絶対音楽研究会
出版社:双葉社(2000年)
ISBN4-575-71162-4 C0915

私自身は、相対音感はあるが、絶対音感はない。絶対音感は生まれつきのものであると思っていたが、幼少のころのトレーニングで身に付けることもできるらしい。絶対音感を持つことには長所も短所もあるようだ。絶対音感を持つ人たちが綴ったエピソードもたくさん紹介されていて面白い。






僕の音楽武者修行
著者:小澤征爾
出版社:新潮文庫 (1984年初版・2004年31版)
ISBN4-10-122801-9 C0173

日本を代表する指揮者、小澤征爾氏が、若くして日本を離れヨーロッパでの修行からカラヤンやバーンスタインに認められてNYフィルの副指揮者に就任するまでの自伝。当時の時代背景を考えると、抜きん出たアイデアもたくさん持ち合わせていた。外国の音楽をやるならその音楽の生まれた土地やそこに住んでいる人間をじかに知りたい、という彼の発想はそても共感できる。



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