2011年2月26日土曜日

サラマンカへの旅


昨晩、思いがけず低血圧で救急搬送されたこともあり、今朝は目が覚めるまで寝てました。おかげで充分に休息でき、最高の朝を迎えました。


写真:サラマンカのローマ橋とカテドラル

パラドールからサラマンカ旧市街までは歩いて15分程。快晴の今日はのんびりとお散歩から始めます。このローマ橋を渡ると、旧市街に到着。サラマンカの旧市街は、世界遺産にも登録されています。



写真:ローマ橋の麓にて(フアンさん撮影)


写真:カテドラルをバックに


写真:マジョール広場にて

お天気もいいため、大学生達が広場に陣取っていました。言わずと知れた、スペイン有数の大学都市、サラマンカ。私も学生時代、留学したいと憧れた大学です。


写真:ギフエロ産のロモとハモン

今日は起きたのが遅すぎて朝食のタイミングを逃してしまったので、観光は後回しでまずは腹ごしらえ。老舗のレストラン『エル・カンディル』へ。

RESTAURANTE EL CANDIL
C/Ventura Ruiz Aguilera 14-16, 37001, Salamanca
Tel: +34-923-217-239

まずは、ギフエロ産のハモンとロモの盛り合わせを注文。ギフエロとはサラマンカ県の都市で、スペイン有数のハモンやロモの産地です。ハモン・イベリコ・デ・ベジョータと呼ばれる、ドングリだけを食べて育った豚さんから作られたハモンは中でも高級品です。



写真:コチニージョ(子豚)のオーブン焼き

そして、こちらもこの地方の名物、イベリコ子豚のオーブン焼き。皮はパリパリで、なかはジューシーで柔らかいお肉です。


写真:サラマンカ産牛肉

サラマンカは、牛肉の産地としても有名。こちらは、サラマンカ産牛のサーロインステーキ。ボリュームも抜群ですが、噛んだ瞬間に口の中に広がる肉汁がたまりません。フアンさんと分け合いながらどちらも完食。



写真:貝の家

腹ごしらえの後は、サラマンカ市内観光。こちらは、その名の通り、壁中に貝のモチーフが装飾されたゴシック式の建物。1493年に建設されたというから、ちょうどコロンブスの新大陸「発見」の翌年。中も公開されていて、パティオから2階にあがれます。ちょうど、写真展が開かれていました。



写真:カテドラル前の広場で

いよいよ、今日のメイン、カテドラル訪問です。昨晩も来ましたが、閉まっていたので外観だけ楽しみ、中に入れるのを楽しみにしていました。サラマンカにはコンサートで何度か来たことがありますが、なんと、この市のシンボルとも言えるカテドラルに入るのは今日が初めて。


写真:カテドラル・ヌエバ(新大聖堂)の内部

サラマンカのカテドラルは、新大聖堂と旧大聖堂がくっついています。こちらは、16〜18世紀にたてられた、ゴシック式の大聖堂。200年もの歳月をかけて建てられたとは、感無量です。


カテドラル・ビエハ(旧大聖堂)内部

新大聖堂が、旧大聖堂に繋がっています。こちらは、12世紀〜13世紀に建てられた、ロマネスク式の大聖堂。入場料4.75ユーロを支払います。写真は、旧大聖堂のレタブロ。日本語では何というのでしょうか?祭壇(Altar)の後ろ(retro)にある板(tabula)から来ている言葉だと昔聞いたことがあります。とにかく見事なレタブロです。



写真:旧大聖堂の塔

旧大聖堂は、さらにもう4.25ユーロ払って、塔の部分まで登ることが出来ます。登って大正解!見下ろすサラマンカの街も素敵だし、大聖堂の外壁の細かなデコレーションを間近で堪能できました。



写真:今日のツーショット

今日の記念のツーショットは、サラマンカの旧大聖堂をバックに。楽しいサラマンカ散策でした。



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