2011年2月17日木曜日

ベルリンへの旅(その3)


写真:バイオリニストのラケル・リベラと

せっかくベルリンへ来たので、ラケルと再会。彼女はスペイン人のバイオリニストで、4年前からベルリンをベースに活躍してます。時々スペインにも演奏に来るので、お互いの都合がある時はランチやカフェをしますが、今回会ったのはかれこれ半年ぶり。相変わらずエネルギッシュに活躍していて、元気をたくさんもらいました。


写真:路面電車の線路

ベルリンは、地下鉄、バス、路面電車など、公共交通網が発達しています。でも、路面電車には踏切とかないし、線路のある交差点は運転が難しそう。タクシーに乗ってた時も、ちょっとヒヤヒヤしました。が、こちらの人たちは慣れているようです。


写真:シルク・ド・ソレイユの看板

私たちの大好きなサーカス、シルク・ド・ソレイユの『アレグリアス』が近くベルリンにやってくるようです。『アレグリアス』を初め、シルク・ド・ソレイユの演目は殆どDVDでコレクションしています。実は私たち、DVDばかりでまだライブを見たことがなく、今年の5月にマドリードで『コルテオ』を初鑑賞の予定。

写真:ベルリンのテレビ塔

今日はお天気もいいので、テレビ塔に登ることに。塔の高さは368メートルと、東京タワーより高く、ヨーロッパでも4番目に高い建造物。小さなエレベーターが2基しかなく、入り口は外まで続く長蛇の列。待つこと1時間30分(よくフアンさんが我慢してくれました)。ようやくエレベーターの順番が回って来て、写真の球の部分ある展望台まで登ります。その高さ204メートル。

写真:ベルリンテレビ塔からの眺め

待ち時間は長かったけれど、上についてみるとそれほどの人ごみでもなく、ゆっくりとベルリンの街を眺めることが出来ました。晴天のおかげで、遠くまで景色が広がり、開放感がありました。もう1つ上の階は、回転式のレストランになっていますが、お昼を食べたばかりなので、フ展望階でフアンさんとのんびりカフェタイム。



写真:フアンさんに顔がそっくりなピノキオ?のおもちゃ

テレビ塔をおりて、ショッピング。この木のおもちゃのお店の入り口のピノキオ(?)はフアンさんにそっくり(笑)。家にも1つ買って帰りたかったんですが、大きすぎて持ち帰れないので断念。



写真:もう一人のピノキオ(?)と記念撮影

小物を売っている小さなお店が立並ぶ通りを抜け、どんどん歩いてカテドラルに到着。



写真:ベルリン大聖堂

ベルリン大聖堂はプロテスタントの教会。今から100年程前に建てられましたが、第2時世界大戦の空爆で消失。今の姿に再建されたのはたった20年前のことだそう。


写真:大聖堂の内部
写真:大聖堂の天井


写真:立派なパイプオルガン

大聖堂の中で座っていると、徐に牧師さんが現れ、なんとミサが始まりました!ドイツ語のミサなので、何を言っているのか良く分かりませんが、周りにいる人たちに合わせて、立ったり、座ったり。。。すると、突然パイプオルガンが響きはじめました。ものすごく広い聖堂内にバッハの曲が流れます。


写真:ミサ後、フアンさんと記念撮影

ところで、スペイン語でパイプオルガンは、単に「Órgano」と言います。ドイツ人も単に「Orgel」でパイプオルガンのことを指すと言っていました。こちらでは「パイプ」とわざわざつけないようです。日本語で「オルガン」というと、パイプの部分のない、学校の教室でよく見かけたあれを指しますよね?イギリスにあれ(←日本語でいう、いわゆるオルガン)は「Reed Organ」だと教わりました。あ、そういえば日本語でもリードオルガンっていいますね。でも、リードオルガンをスペイン語で何というかが、今のところ謎。誰か知っている人がいたら教えて下さい。


写真:最後にロウソクを献灯

スペインでは、最近お金を入れると電球が点灯するスタイルが主流ですが、ここでは昔ながらのロウソク。こちらの方が雰囲気があって素敵です。

本当は世界遺産にもなっている博物館島にも行きたかったけれど、人が多すぎて、時間もなくて次回までおあずけ。とはいえ、今回は少しだけベルリンの街を観光できて良かった。




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