2011年7月30日土曜日

アルカラ・デ・エナーレスに大集合


大学時代の友人が、なんと現在5人もマドリードに住んでいます。で、毎月1度は集まって女子会を開いていますが、時々旦那と家族同伴で大集合も企画。今日はその大集合の第2回目。第1回大集合よりさらにメンバーがパワーアップして、総勢10名の大集合。レストランは、新規メンバーめぐ&アントニオのチョイスにより、マドリード郊外のアルカラ・デ・エナーレスの焼肉屋『La Casa Vieja』

写真:レストランの入り口


写真:一番乗りだったので1階のバルでフアンさんと記念撮影


写真:6人前の肉の塊

全員集合して、前菜+6人分のお肉を頼むと、この肉の塊が。。。いったい何キロあるんだろう。食べきれるか不安。10人前頼まなくてよかった(汗)。


写真:カットされたお肉

先ほどの塊をウェイターが丁寧にさばいてくれ、こうして美味しそうな焼肉用のお肉に姿を変えました。ちょっと安堵。


写真:炭火焼

長テーブルに2つ、炭火焼用の鉄板が用意され、そこでお肉を焼いていきます。片面が焼けてひっくり返してから、塩をふりかけ更にお好みの焼き具合まで焼いていきます。


写真:全員集合

お肉はジューシーでとても美味しかったのですが、室内で炭火焼をするため、ものすごい煙。写真がうっすら白いのはその煙のため。こちらは、長テーブルで全員集合写真。


写真:めぐと私

私がかけているのはよだれかけ。何故か私だけ支給された為、ご好意に甘えて。


写真:中谷ファミリー

英子は2児のママになっても、相変わらず美しい。学生時代と殆ど変わっていなんだよね。だけど二人の子供達を見つめる眼差しには、「母」を感じます。一夫ちゃんも二人の子供にお肉を切り分けたりと、見事なパパっぷり。


写真:新婚のめぐとアントニオ

9月に教会での結婚式が予定されているものの、既に入籍済みのめぐとアントニオ。これから先もスペインに住んでくれる仲間がもう一人増えました。あらためて、ご結婚おめでとう!


写真:美貴子ちゃんとカルロス

こちらは、前回も登場の美貴子ちゃんとカルロス。学生時代のスラリとした体型をそのままキープして素晴しい。その秘訣は、毎週通っているジムだとか。彼女に触発されて、私も自宅で運動をはじめました。トレーシーメソッド。もう、かれこれ1ヶ月続いてます。今日、会うのが2度目になるカルロスとは、人生観について語り合いました。アメリカにも留学経験のある、スペイン人エリートの彼の話は奥深くて、面白い。


写真:そして、お決まりの集合写真

お腹いっぱいになったところで、近くにあるパラドールに移動。そのまえにレストランの入り口で集合写真。


写真:パラドールの中庭にて、英子、美貴子ちゃん、めぐと

午後の日差しがまだ少し暑いくらいでしたが、アルカラのパラドールの中庭でまったりとティータイム。やっぱり日本語での会話は弾みます。普段は気づかぬうちに、言葉の壁によるストレスを感じているんだな〜、と実感。


写真:今日のツーショットはパラドールの回廊にて

フアンさんが、私の昔からの友人を大事にしてくれるのがとても有り難いし、その旦那さん達と仲良くしてくれるのもとても嬉しい。これからそれぞれ夏の予定がありますが、8月の終わりにまた集まれるかな?身も心もリフレッシュされた、楽しい一日でした。





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2011年7月22日金曜日

チック・コリア『RTF』コンサート


今年のマドリードの夏のフェスティバル『ベラーノス・デ・ラ・ビジャ』には豪華アーティストが次々に出演しています。先日のルベン・ブラデスに続いて今日は、チック・コリアのコンサート。ワールドツアー中のRTF-IVの公演が来西。

出演は、チック・コリアの他、ベースにはもちろんスタンリー・クラーク、ドラムのレニー・ホワイト、バイオリンのジャン・ルック・ポンティー、そして私の好きなフランク・ギャンバレがギターを担当。

第1期〜第3期に引けを取らない今回の編成、ギャンバレは期待通りのピックの持ち味を活かし切った演奏をしてくれました。彼の演奏を生で観るのは初めてで、これだけでも今日来た甲斐があった〜と思ってしまう程。ポンティーはバイオリンの演奏もさることながら、コンサートの中盤で披露された彼の作曲というナンバーは素晴しかった!


写真:チック・コリア・コンサート

コンサート中はさすがに写真を撮るのは気が引けたけど、この感動を忘れない様に、最後の舞台挨拶のところだけシャッターを切らせてもらいました。

この後すぐ、嵐のようなアンコールに応えて、有名なアランフェス協奏曲の一部をピアノとバイオリンで披露。スペイン人観客への最高の贈り物です。

つい最近もアランフェス協奏曲を演奏したばかりのカニサレスは隣の席でニヤリ(笑)。楽屋に挨拶に行った時にもその話題になり、チック・コリアさまは是非ベルリンフィルとの共演のDVDを入手したいとおっしゃっておりました。まだ発売されてないけどね。必ずお届けします!


写真:今日のツーショット。夏らしく青いシャツとワンピースで。





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2011年7月17日日曜日

コンチャのお誕生日会


毎年恒例になった、フアン・アンヘルとコンチャのお誕生日会。今日の主役はコンチャさん。彼女の誕生日は先月だったのですが、全員の日程が合わず、今日まで開催できませんでした。ダイエット中のフアンさんは、食べられるものが限られているので、今回はバスク料理のレストラン。レアルマドリードの選手御用達の有名店です。


写真:フアン・アンヘルとコンチャと共に


写真:今日のワインセレクト

実は、このご夫婦、有名な美食家。かの有名なエル・ブジの常連客でもあります。その他のスペインの名だたるミシェランの星付きレストランのシェフ達とも親交が深いというスゴイ人。

彼らと食事に行ってとても楽しみなことのひとつは、フアン・アンヘルのワインセレクト。ワインについてもとても詳しく、いつもその時の料理にぴったりのワインをセレクトしてくれます。今日は、こちら。リオハのコンティーノ。


写真:細ししとうの素揚げ

今が旬のこの細ししとうの素揚げは、素材の味が活かされていてとても美味。この他にもたくさん前菜を注文しましたが、食べるのと喋るのに夢中で、写真を撮り忘れました。


写真:牛ソロミージョ(ヒレ肉)の炭火焼


写真:メルルーサのニンニク焼き

魚類の日本語訳にちょっと疎い私。メルルーサの日本語訳がまだに分からずにいますが、近いところで言えば、スケソウダラのような、白身のお魚。こちらも美味。でも量が多すぎて完食できず心残り。会話も弾んで、気づいたらなんと4時間以上の長居。楽しいお食事会でした。


写真:レストラン・アサドール・ドノスティアラ


Asador Donostiarra
C/Infanta Mercedes 79, Madrid
Tel: 91-579-0871





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2011年7月12日火曜日

ルベン・ブラデスのコンサート


サルサの王様、ルベン・ブラデスがマドリードにやってくる!

というわけで、今日は待ちに待ったコンサート当日。まだスペイン語が分からない頃から聴いていた彼のCD。日本語訳で歌詞の意味を確かめながら。。。
そしてスペイン語が分かる様になって、その歌詞の意味の深さを再確認しながら。。。


写真:夕暮れのマドリード。奥に見えるのは王宮。

会場のプエルタ・デ・アンヘルに到着したのはなんと開演の1時間以上も前。どう考えても早すぎなのですが、驚いたことに、既に会場は満員のお客さん!ビールやつまみを片手に楽しそうに開演を待ってます。そのほとんどは中南米出身と思われる人々。みんなスペイン語を話していますが、コロンビア、ベネズエラ、ペルー、アルゼンチン、メキシコ等々、色んなアクセントが聞こえてきます。

いよいよ開演時間になり、狂わんばかりの拍手と歓声で迎えられたバンドのメンバー、そしてルベン・ブラデス。今週末に63歳の誕生日を迎えるとは思えない若々しさ。舞台に登場するなり、カメラを構えて客席に向かってシャッターを切りはじめます(笑)。


写真:コンサート終了後。舞台中央に集まったメンバー達

1曲目から、会場は大盛り上がり。皆ルベン・ブラデスに併せて合唱します。スゴイパワーだ。中には、それぞれの出身国と思われる国旗を掲げる人たちもいて、中南米パワーに圧倒されます。

コンサートは、音楽のコンサートというよりは、色んなメッセージを伝えるショーといった方が適切でしょうか。それぞれの曲を作曲したときのエピソードを語ったり、それぞれの曲を中南米のひとつひとつの国に捧げながら歌い繋いでいきます。

さすがに、私は皆と一緒に全ての曲を合唱というわけにはいかなかったけど、最後の最後に歌ってくれた、彼の一番有名な曲『ペドロ・ナバハ』は、大声を出して歌っていました(笑)。


写真:アルバロ・マタとの再会!

コンサート終了後に訪れた楽屋で、なんと驚きの再会。写真のアルバロは、マドリードのスタジオのサウンドエンジニア。カニサレスの2作目CD(アルベニスのピアノソナタ)と3作目CD(プント・デ・エンクエントロ)を手掛けたエンジニアです。

その後、私たちは自宅にホームスタジオを作ったのでマドリードのスタジオは利用しなくなり、それに併せてアルバロとも疎遠になっていました。現在は、ルベン・ブラデスのスペインのエージェントと仕事をしているとか。元気そうでなにより!

彼に会うのは実に10年ぶり。スペンに来たばかりの頃の私を知っている今では貴重なスペイン人の一人。10年間の私の変貌ぶり(笑)にも驚いていました。

それにしても今夜のマドリード、寒い。7月とは思えない気温です!





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2011年7月6日水曜日

オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』


前評判からとても話題豊富だったメシアンの大作オペラ『アッシジの聖フランチェスコ』を観に行って来た。マドリード王立劇場のプロデュースだけれど、会場はマドリード郊外のMadrid Arenaという特大催事場。王立劇場のステージには舞台セットが入り切らないそうだ。

王立劇場の芸術監督モルティエ氏も大絶賛のこのオペラ、初日の今日は4000人の客席がほぼ満席。客席の数列前方にはスペイン王妃もいらしていた。

18時開演、2度の休憩を挟んで終焉は24時過ぎという長編オペラ。オリジナル言語はフランス語で、舞台後方の大型スクリーンに随時スペイン語字幕が映し出される(それを読むだけでも大変!)。

130名を超える大オーケストラ、120名を超えるコーラス、どれをとっても壮大なこのオペラでは、メシアンの色彩をたっぷり味わう事が出来る。

写真:開演前の舞台

鳥かごをイメージした巨大なオブジェ。設置だけで21日の日数を費やしたそうだ。中に組み込まれている1000を超える電灯が、次々に色や明るさを変え、各場面を彩りながら、宗教的な神秘さを醸し出す。

個人的には、天使役のソプラノ歌手カミラ・ティリングの美声に圧倒された。6時間という長丁場にも関わらず、全8場面は、それぞれ十字架、天使、小鳥、生と死といったテーマを余すところなく表現していて、観るものを飽きさせない。

生まれてこのかた、こんな長編を観たのは初めてだったが、オーケストラや舞台装置の壮大さだけでなく、作品の奥深さを充分に堪能できた素晴しい体験だった。

写真:フアンさんと今日のツーショット




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