今年のマドリードの夏のフェスティバル『ベラーノス・デ・ラ・ビジャ』には豪華アーティストが次々に出演しています。先日のルベン・ブラデスに続いて今日は、チック・コリアのコンサート。ワールドツアー中のRTF-IVの公演が来西。
出演は、チック・コリアの他、ベースにはもちろんスタンリー・クラーク、ドラムのレニー・ホワイト、バイオリンのジャン・ルック・ポンティー、そして私の好きなフランク・ギャンバレがギターを担当。
第1期〜第3期に引けを取らない今回の編成、ギャンバレは期待通りのピックの持ち味を活かし切った演奏をしてくれました。彼の演奏を生で観るのは初めてで、これだけでも今日来た甲斐があった〜と思ってしまう程。ポンティーはバイオリンの演奏もさることながら、コンサートの中盤で披露された彼の作曲というナンバーは素晴しかった!
写真:チック・コリア・コンサート
コンサート中はさすがに写真を撮るのは気が引けたけど、この感動を忘れない様に、最後の舞台挨拶のところだけシャッターを切らせてもらいました。
この後すぐ、嵐のようなアンコールに応えて、有名なアランフェス協奏曲の一部をピアノとバイオリンで披露。スペイン人観客への最高の贈り物です。
つい最近もアランフェス協奏曲を演奏したばかりのカニサレスは隣の席でニヤリ(笑)。楽屋に挨拶に行った時にもその話題になり、チック・コリアさまは是非ベルリンフィルとの共演のDVDを入手したいとおっしゃっておりました。まだ発売されてないけどね。必ずお届けします!
写真:今日のツーショット。夏らしく青いシャツとワンピースで。
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