2011年12月2日金曜日

1週間の入院生活・スペインの病院は高級ホテル並み !?



先週は体調を崩し、最終的に6泊7日の入院生活。
まだ100%ではないものの、今ではとっても元気になりました。



写真:退院の日のツーショット 



3年程前にブログでも紹介しましたが、スペインの医療制度には、公私の2種類があって、私は主に私立の医療制度を利用しています。今回入院したのも、私立の病院。そして、その驚くべきサービスといったら、高級ホテル並みです。



写真:入院患者用アメニティー


入院手続きを済ませると、十字架のロゴが可愛らしいこのアメニティーセットがもらえます。シャンプー、リンス、ボディーソープ、石けん、スポンジ、歯ブラシ、歯磨き粉、爪やスリ、そして化粧水と乳液まで入ってます。


写真:病室


この病院にある病室は、全て個室。もちろん、それぞれの個室にトイレ、バス、洗面所完備。テレビ、電話もついています。写真の様に、部屋の一面は全面クリスタルの窓。シャッターはリモコンで上下します。ソファーは回転させるとシングルベッドになる造りで、介添え者のための寝具もクローゼット内に用意されています。


写真:点滴。。。 


もちろん、入院中ですから、点滴をされます。
お手洗いに行きたい時には、一人で歩けるよう、コロ付きの補助具も完備されています。


写真:メニュー 


そして、毎日配られるこちらの紙。
翌日のメニューを選択出来るシステム。病気で特別食、と言う意外は、その日のメニューの中から、前菜、メイン、デザートの3種類を選びます。


写真:メニューは日替わり


朝食が朝8時。昼食が13時。おやつ(笑)が17時、夕食が20時。
とても規則正しい時間割です。午前と夕方に回診。検査のある日は車いすに載せられ、検査室に連れて行かれます。どの看護師さんも、みんなニコニコとして本当に癒されます。

さて、こちら(↓)がメニューの一部です。
食欲が無い日でも、ちょっとは食べよう、と言う気持ちになる程の美味しさです。
病院食は不味い、という既成概念を打ち消してくれます。
数あるメニューの中から、知らずのうちに魚料理を中心に選んでいるのは、やはり体調が悪かったからなのでしょうか?


 写真:アヒル肉のグリルと蒸かしたポテト。奥はサラダ。

写真:鱸の香草焼き、グリンピースとマッシュルームの炒め物

写真:チキンとライス 

写真:白身魚のグリル

写真:タラのグリルとスパゲッティー

写真:チキンウィングとフライドポテト 

写真:キノコの入った炊き込みごはん

写真:朝食はこんな感じ。フレッシュオレンジジュースとコーヒー付き

写真:おやつのマグダレーナ( マドレーヌ)

写真:おやつのクッキー 





写真:感動のバラの花束


いくら快適とはいえ、病気で入院するよりも、健康で自宅にいる方がずっといいに決まってます。毎晩泊まりで私の看病をしてくれたフアンさんに、心からのありがとう!



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