今日は、バジャドリードとサラマンカで仕事の打ち合わせがありました。それなら、夜はサラマンカのパラドールに宿泊して、週末サラマンカを散策しよう、という一石二鳥のプラン。朝早くマドリードを出発。午前中の仕事を片付けてから向かったのが、ここ、トルデシージャス。
写真:トルデシージャスのパラドール
トルデシージャスは、人口8千人程の小さな街。しかし、高校で世界史選択(←古いっ)だった私には馴染みのある名前です。コロンブスの新大「発見」以降、ラテンアメリカの領土を取り合っていたスペインとポルトガルが分割方式を決めた「トルデシリャス(トルデシージャス)条約」が結ばれた地です。これを習った頃は、まさかいつか自分がその地を訪れるとは思ってもみませんでした。
写真:パラドールのカフェテリアで遅めの昼食
このパラドールには4年程前にも来たことがあります。そのとき食べたモルシージャの味が忘れられず、サラマンカとバジャドリードの中間地点にあるこのパラドールに寄り道、というわけです。
写真:ハモンとご当地名産のチーズ
濃厚なお味のチーズ、そしてハモン。これは外せません。
写真:モルシージャ・デ・ブルゴス
一般的にモルシージャというと、豚の血とひき肉を腸詰めにしたものですが、モルシージャ・デ・ブルゴスというのは、お米を一緒に腸詰めにしたもの。説明も、見た目もグロテスクすぎるので、渡西以来ずっと敬遠していましたが、4年目の初チャレンジ以降病み付きに。やはり、食わず嫌いはいけません。
写真:サラマンカのパラードルからの眺め
腹ごしらえのあとは、サラマンカに直行。パラドールにチェックインしてお部屋のカーテンを開けるとこの景色。ライトアップされたカテドラルがあまりに美しく、急遽予定を変更してカテドラルまで散歩に出ることに。
写真:夜のカテドラル
もちろん、この時間もう既にカテドラルの中には入れませんでしたが、外観だけでも十分。ロマンチックな夜景を堪能。
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