2009年8月14日金曜日

ドイツ、エッセンへの旅


写真:ドイツといえば、ビール?

今日からドイツに来ています。最初に降り立ったのはデュッセルドルフ。そこから車で訳40分、エッセンにやってきました。お昼ごはんを食べた時のビールがこれ。1杯、1リットル。スゴイ大きさですが、ドイツ人はガンガン行ってます。昼間から豪快な飲みっぷりです。


写真:ケアスティンとツーショット

ケアスティンは、ドイツ人の友人。ここ、エッセンに住んでいます。彼女はドイツ人のフラメンコ・ギタリストで私たちと親しいラファエル・コルテスさんの奥さんです。これまでに電話では何度も話したことがあるのですが、実際に会ったのは今日が初めてでしたが、夜遅くまで話が尽きませんでした。ちなみに会話はいつも、スペイン語とドイツ語のチャンポン。私はドイツ語が出来ないのに、彼女のオーラに包まれると何故か言いたいことが分かってしまうという、いつも驚くような体験をしています。


写真:ラファさんの誕生日

今日は、カニサレスグループのパーカッショニスト、ラファさんのお誕生日でした。日本語でハッピーバースディを歌ってほしいと言われ、歌いはじめたんですが、♪...Happy birthday dear OOO...♪の部分の日本語って、どうでしたっけ?本日はアドリブで勝手に歌わせて頂きました(笑)。日本人がひとりって、ちょっと便利。だれか、ご存知の方いたら、教えて下さ〜い。


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2009年8月10日月曜日

フランシスコ・ザビエルの故郷


写真:サビエル(ハビエル)城の入り口

サン・セバスティアンからマドリードに帰る途中、ナバラ地方の小さな村、ハビエルを訪れました。ここは、かの有名な宣教師、フランシスコ・ザビエルの生まれ故郷で、その名を冠したお城があります。


写真:付近にあるペンションも石造り

この辺りの家の造りは、写真のような石造り。かわいらしい風景です。

写真:ザビエル(ハビエル)城の前で

日本では知らない人のいない程有名なザビエルさん、故郷のスペインでは、残念ながらマイナーな宣教師さんなのです。

写真:ザビエル(ハビエル)城の頂上で

ちなみに、ザビエルはバスク語。そのスペイン語読みがハビエル。なんとなく私はザビエルと言われないとピンとこないんですけどね。
お城の内部は、博物館になっていて、日本の掛け軸や陶器等たくさん展示されていました。


写真:虹がかかりました!

その後マドリードに向かう途中、大雨に。そしてその雨がやむと、一瞬奇麗な虹がかかりました。写真ではちょっと小さく見えますが、7つの色がくっきりとした、大きな虹でした。


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2009年8月9日日曜日

紫陽花に囲まれて、サン・セバスティアンでのコンサート


写真:満開の紫陽花

今日は、国際映画祭で有名なサン・セバスティアンに来ています。
今夜のカニサレスのコンサートは、一風変わった場所で開催されます。
会場に向かう途中で見つけた紫陽花。実はスペインで紫陽花を見かけることはとても少ないのです。日本の梅雨を思い出して、懐かしい気持ちになります。

写真:こんな紫陽花が至る所に。。。

ところで紫陽花はスペイン語でなんて言うんだっけ?早速辞書を調べるとオルテンシア「Hortensia」と載っていました。1つ勉強になりました。

写真:楽屋代わりのお部屋

コンサートの開かれる変わった会場というのは、なんと広大な庭園に囲まれた博物館なのです。箱根彫刻の森美術館のような、緑に囲まれた素敵なロケーション。でも、あまりに広大すぎて、移動も大変です。

写真:博物館の館長さんと一緒に

先ほどの「楽屋」からステージまでは永遠と続くこの道を行くのですが。。。ズルッコして車に乗っけてもらいました。楽屋からステージ移動に車を使うのは初めての経験。。。

写真:コンサート風景

ステージがあるのは、広大な敷地の一角にある、伝統的な石造りの建物の中です。自然のリバーブが程よく効いていて、なかなか素敵なサウンド。素敵なコンサートになりました。


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2009年8月5日水曜日

サンタンデールでのコンサート


サンタンデールのコンサートのポスター


月曜日から続いているカニサレスの夏期講習も順調に進み、今日は中日でした。かなりハードな講習なのに、今のところ脱落者はひとりもおらず、このまま最終日まで突っ走りそうな勢いです。

今夜は、この夏期講習中のプログラムの一環として、サンタンデール市内でカニサレスのコンサートがありました。チケットは1週間前から売り切れ状態。コンサートが始まる直前になっても、チケットを求める人たちが場外にあふれ、警察が出動(!)して交通整理をするというハプニングもありました。最近は、訪れる先々で満員御礼という嬉しい状況ですが、こういう時こそ、ひとつひとつのコンサートを大事にしていきたいと思います。

サンタンデールは、北部の都市でありながら、フラメンコの愛好家がたくさいて、フラメンコの公演も数多く開催されています。昨年はエル・シガラ、今年はアイダ・ゴメスと、カンテ、バイレ、ギターを満遍なくプログラムしているところもさすが!

今はメネンデス・ペラジョ国際大学の夏期講習中とあって、同じく講習をされている先生方もたくさん今日のコンサートに足を運んで下さいました。建築家、映画監督、哲学者、心理学者、科学者、技術者、写真家、放送作家、IT専門家、政治家など、別な分野で活躍される方々が、みなさんとても感動されていたのがとても印象的でした。普段はなかなか接することない別分野の方々との交流は、私たちの楽しみの1つです。職業や人種や国籍を超えて感動を分かち合い一体感を感じられるのはとても素晴しい体験です。


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2009年8月3日月曜日

サンタンデールの夏期講習


写真:サンタンデールにて

昨日、マドリードからサンタンデールに車でやってきました。サンタンデールは、スペイン北部のカンタブリア海に面した都市。大きな港を有するこの都市は、大航海時代以降、新大陸とスペインを結ぶ重要な港町として栄えてきました。

文化事業に力を入れているサンタンデールには、毎年のようにコンサートで訪れていますが、今回は初めて1週間というちょっと長めの滞在。ここを本拠地とするメネンデス・ペラジョ国際大学の夏の講習の一環として、カニサレスのフラメンコギターのコースが開催される為です。メネンデス・ペラジョ国際大学の夏の講習は、文化、芸術、政治、医学など様々なテーマを、それぞれの分野の第一線で活躍するプロフェッショナルが講義するもので、毎年講師も生徒も世界各国から集まってきます。近年では、アメリカの元大統領ジミー・カーター氏が講師として招かれ、話題をよびました。

写真:マグダレーナ宮殿

これは、マグダレーナ宮殿。20世紀初頭アルフォンソ13世が建てた夏の避暑地としての宮殿です。現在は、なんとメネンデス・ペラジョ国際大学の本拠地となっています。講習会の講師たちは、この宮殿内に宿泊し、昼夜講義を繰り広げるのです。

写真:マグダレーナ宮殿の裏庭

宮殿の敷地内は、森のような庭と海を望む、なんとも贅沢な立地です。こんな大学ならもう一度大学生に戻りたい。。。かつて日本で私の通っていた大学とはスケールが違います!

写真:宮殿の部屋の窓からみたサンタンデールの海

今日は1週間の講義の初日。フラメンコ・ギターの講習には、試験を通過した10名の精鋭達が参加。スペインの他には、ペルー、アルゼンチン、ドイツからフラメンコギリスト達が集まりました。これから金曜日まで、カニサレスの特訓が繰り広げられます!


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