写真:国立音楽堂での最終リハーサル
オーケストラとの公演が決まるパターンは、色々あります。オケと指揮者がギターのある演目を選んで、そのあとソリストを捜す場合。また逆に、ソリストが先に決まっていて、その後に演目を決める場合(これは稀です)。
今回の公演は、ソリスト(カニサレス)が先に指名され、王立劇場の芸術監督との話し合いで、ビリャロボスの『ギターと小オーケストラの為の協奏曲』の演奏が決まった、稀な公演のひとつでした。カニサレスも、初めて演奏する作品に挑戦するとあって、何ヶ月も前から、練習に余念がなく、満を持しての晴れ舞台です。
写真:ホールでCD販売も
最近発売されたばかりのカニサレスの『ゴイェスカス』も、ホールで販売されました。
通常、会場での販売では、中間の休憩時間と終演後に売れ行きが良いのですが、今回は、開演前もたくさんのお客さんが、CDをお買い求め下さいました。嬉しい限りです。