久々のバルセロナへの出張。
メールや電話で簡単に連絡が取れる今日この頃ですが、直接誰かと会って、目を見て話したり、食事を共にするというのは、ビジネスにおいてだけでなく、良好な人間関係を築き、維持して行く上でとっても重要なポイントだと思います。
さて、そんなお仕事をこの日に選んだのには、もうひとつ理由があります。
それというのも、現在マリインスキー劇場の芸術監督ゲルギエフ氏が、マリインスキー劇場管弦楽団を率いて、来西中なのです。今日は、バルセロナのアウディトリオで公演!ちょうど、フアンさんの高等音楽院での授業の日と重なり、夫婦揃ってご招待していただきました。
写真:バルセロナ音楽堂入り口
フアンさんが教鞭を執っているカタルーニャ高等音楽院は、この音楽堂と隣接する建物にあります。昼間フアンさんは授業、私はミーティングを重ね、夜に会場で合流しました。
写真:パンフレット
さて、今夜の演目がスゴイ!ストラヴィンスキーの代表作『火の鳥』『ペトルーシュカ』『春の祭典』の3本立て。夜8時半開演で、アンコールを含めて深夜12時頃までの長丁場。席が、オーケストラの真横あたり、指揮者のゲルギエフ氏を斜め前から観られる位置だったので、彼の独特な「指揮棒を使わない」スタイルの指揮を間近で体験することが出来ました。指先を繊細に使ってオーケストラを操る姿に、フアンさんも身を乗り出して鑑賞。3階席まで満席だった会場も大喝采でした。
写真:マエストロ・ゲルギエフと楽屋にて
主催者のご好意で、なんと!ゲルギエフ氏にお会いすることが出来ました。主催者がゲルギエフ氏にカニサレスを紹介すると、なんと「ああ、あなたがヨーロッパコンサートのフラメンコギタリストですか!お会い出来て嬉しいです」と握手。すかさず、その時のDVDをプレゼントしました。すると、真顔で「近い将来、一緒にステージに立てることを期待してます!」とのお言葉。あ〜こういう場面に出くわすと、私もマネージャーとして、もっともっと頑張るぞー!という気持ちになります。
写真:野菜のグリル
興奮冷めやらぬまま、もう、真夜中だったけれど余韻を味わう為に、夜食を食べに。深夜までオープンしているカタルーニャ料理の店に立ち寄りました。
写真:フレッシュサラダ
深夜ですから、あまりこってりして重たいものはオーダーしないように、、、と思ったのですが。
写真:カラコレス(かたつむり)
大好きなカラコレスの誘惑には勝てず(笑)。
RESTAURANTE "MUSSOL"
C/Caspe 19, 08006 Barcelona
Tel: +34-93-301-7610
写真:今日のツーショット
長くも充実した一日でした。