2009年9月27日日曜日

スペイン国立バレエ団30周年


写真:ミゲル・アンヘル・コルバチョ氏と

昨年から続いている、スペイン国立バレエ団の30周年記念行事。今日はその全ての行事を締めくくる、千秋楽がマドリードのサルスエラ劇場で開かれました。3時間に及ぶ長い舞台の後、この30年間にスペイン国立バレエ団の活動に関わって来たアーティスト、ミュージシャン、監督など大勢の人が、終演後の舞台上にあがり、盛大な拍手の嵐の中感動の幕を引きました。

終演後の楽屋はものすごい人で、懐かしい顔もたくさん!まず、最初の写真は、スペイン国立バレエ団のプリンシパルの貴公子。ミゲル・アンヘル・コルバチョさんとのツーショット。私は、彼の踊りに惚れ込んでいて、それを知っているフアンさんがすかさずカメラを取り出してくれました。写真の右側、鏡越しにカメラを撮ってるフアンさんが写ってて可愛い。

写真:ヘスス・カルモナ、イサベル・ソト、フアンさんと私

そして、ヘスス・カルモナ氏も、その踊りの腕をまたグンとあげていて、素晴しい舞台を見せてくれました。イサベルと会ったのも久々ですが、facebookでの交流のおかげでなんだかあまり久しぶりという感じがしなくてお互いビックリ。便利な世の中になったものです。でも、直接ベソス(あいさつのキス)を交わせるのが一番だね、と意気投合。

写真:アナとエレナと共に楽屋にて

アナは4ヶ月前に男の子を出産。しかも、帝王切開での難しい出産だったのにも関わらず、スタイルは妊娠前とまったく変わっていないのがスゴイ。衣装も手直しなしだとか。脱帽。エレナは一段と美しくなっていて、思わずため息。そう、国立バレエ団の楽屋は本当に美の宝庫なのです。

写真:今日のツーショット!

ごった返す楽屋通路ですかさずフアンさんとのツーショット。最近、フアンさんは運動&ダイエットのおかげでまた一段と素敵になりました(ノロケ)。

写真:ハビエル、メルセデス、アナ・アルバレジョスとアナ・ヘレス

こちらは、国立バレエ団のスタッフ。私の仕事仲間です。一緒に過ごす時間はとても長いのに、一緒に写真を撮る機会にはなかなか恵まれず、これは記念すべき一枚となりました。

写真:スサナとキケ

そして、スサナとキケ。キケは、国立バレエ団の芸術監督、ホセ・アントニオの甥っ子で、とっても気さくな自由人。スサナも、今日は久々の再会。でも彼女ともいつもfacebookで繋がっているおかげで、お互いの近況を把握できてるのがスゴイ(笑)。

写真:ビトとの再会!

思いがけず、ビトとも再会しました。彼と最後に会ったのはイスタンブールでのこと。カニサレスのコンサートを主催してくれたプロモーターです。彼はイタリア人ですが、長年マドリードに住んでいて、毎年何かしら一緒に仕事をします。

写真:夕食のあと、マドリードの街角で

そして、これが楽しい夕食を一緒にとった黄金メンバー!左から、スサナ、ホセ・アントニオ、ビト、フェルナンド・ロメーロ、フアンさん、私とその隣がキケ。懐かしい仲間と再会できた、楽しい一夜でした。


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2009年8月29日土曜日

モナステリオ・デ・ピエドラ


写真:モナステリオ・デ・ピエドラの滝

オリーテのパラドールを後にした私たちの今日の目的地は、サラゴサ県にある「モナステリオ・デ・ピエドラ」。ここは、滝や湖、洞窟や鍾乳洞など盛りだくさんの自然公園になっています。入場料 12,50 ユーロ。1周するのに約3時間かかるコースを、自然を満喫しながら歩きます。

写真:滝の水しぶきがキラキラと

高速道路から外れて、このモナステリオに到着するまでは、辺り一面乾燥した枯渇の地。それが、この一帯は何故か水量のとても豊富な滝や川や湖が集結していて、不思議な空間を創り出しています。砂漠の中のオアシスのような雰囲気です。

写真:モナステリオ内の遊歩道

夏休みのシーズン中にもかかわらず、観光客は意外に少なく、おかげでゆったりとコースをまわることができました。

写真:とにかくいろんな種類の滝があちこちに散在

水量豊富な滝は、それぞれが違った形をしているもの魅力。サワサワと水の流れる音を聞いているだけで、夢心地になります。至る所に木製のベンチがあり、そこに腰を下ろして空を見上げながら、水の流れる音に耳を澄ませます。

写真:瑠璃色の水の洞窟

こちらはまたがらりと雰囲気がかわって、洞窟の内部。びくともしない瑠璃色の池が、なんとも神秘的です。

写真:鏡の湖

こちらは、Lago del espejo(らご・でる・えすぺほ)その名も「鏡の湖」。澄んだ湖の底にたくさんの藻が生い茂っているため、水面がまるで鏡のように周りの景色を映し出すのです。魚もたくさん泳いでいました。

写真:今日のツーショット

そして、最後にこれが今日のツーショット。今夜の宿泊はモナステリオから約120キロのところにある、シグエンサのパラドールです。2009年の新婚旅行の最終日を飾る、思い出深い一日となりました。


今日一日の写真を別アルバムにまとめてみました↓




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2009年8月28日金曜日

オリーテのパラドール


写真:オリーテ城にてフアンさんとのツーショット

今日は、ナバラ地方のオリーテにやってきました。ここのパラドールは、なんとオリーテ城内にあるのです。なんとも立派なお城、そしてパラドールです。

写真:オリーテ城にて

写真:オリーテ城の全貌

まるでおとぎ話に出てくるような素敵なお城です。


ピレネー山脈のパラドール巡りのアルバムをアップしました↓




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2009年8月27日木曜日

ビエルサのパラドール

写真:ピレネー山脈

今日は、ビエージャのパラドールを後にし、山の向こうのビエルサのパラドールを目指します。今日は国境を越えて、フランス領のピレネーを運転します。

写真:フランス領ピレネーの風景

今日はお天気もよく、写真日和です。山の中は細道ですが、車は殆どなく、穏やかなドライブが続きます。

写真:ビエルサのパラドール

そして、これが今日の目的地、ビエルサのパラドール!なんと、山の麓にあって絶景です。パラドールの目の前には小川が流れていて、家族連れが水遊びを楽しんでいます。う〜ん、水遊びするにはちょっと寒いと思いますが。。。

写真:今日のツーショット

ビエルサのパラドールもなんとスイートルーム!2009年の新婚旅行に相応しい、リッチな旅になってきました。フアンさんありがとう!


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2009年8月26日水曜日

ビエージャのパラドール


写真:Mariko運転中

レリダを後にして、いざピレネー山脈へ出発!今日は私が運転担当です。ピレネーが近づくにつれて対面通行になり、道もどんどん細くなり、景色を楽しむ余裕はあまりないのですが。。。

写真:ピレネー山脈が始まります

窓の外はこんな素晴しい景色。湖も時々見え隠れして旅の気分も盛り上がります。そびえ立つ山々の壮大さに目を見張ります。

写真:車を降りて写真撮影

ピレネーの空気は美味しい!気温も22度程とマドリードと比べると10度も低いのが魅力です。

写真:タウルという小さな村で

所々に散在する小さな村を訪れながら、今日の目的地ビエージャのパラドールを目指します。

写真:ビエージャのトンネルの入り口

これが、ビエージャのトンネル。全長5300m。なんとヨーロッパで一番長いトンエンルです。


写真:サーモンのカルパッチョ

腹ごしらえは、レリダの友人おすすめの隠れ家レストランで。うっかりすると見落としてしまいそうな、小さなレストランですが、味は最高。このサーモンのカルパッチョはワインによく合います。

写真:サラダも豪勢に

写真:マスのアーモンド焼き

メインディッシュは近くの湖で今日とれたばかりのマス。超新鮮です。アーモンドの香ばしさが程よく調和していて、美味!

写真:ビエージャのパラドール

そして、到着!ビエージャのパラドールです。フアンさんが気を利かせて、スイートルームを予約してくれました。贅沢な一夜です。ありがとう!窓から望む景色も最高だし、夕ご飯も美味しかったね!


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2009年8月25日火曜日

新婚旅行2009、ピレネーのパラドール巡り


写真:高速道路沿いの闘牛のシンボル

今年はなにかと忙しくて、もう夏も終わりに近づいているのに毎年恒例の『新婚旅行』の予定が決まっていません。秋も予定が詰まっているので、急遽ミニ新婚旅行を決行することになりました。

問題は行き先。今年の新婚旅行はモルジブと去年から話し合っていましたが、最低9日間は欲しいところ。時間的にちょっと厳しいので残念ながら今年はパス。やはり、移動に便利な国内でのんびり過ごそう、というわけで。。。

『ピレネー山脈のパラドール巡り』

マドリードからだと、ピレネー山脈に到着するまでに結構時間がかかるので、1泊目はレリダで友人に再会し、翌日からピレネーをめぐるスケジュール。全5泊6日の行程です。

AC hotel de Lerida(レリダの定宿)
Parador de Vielha(ビエージャのパラドール)
Parador de Bielsa(ビエルサのパラドール)
Parador de Olite(オリーテのパラドール)
Parador de Siguenza(シグエンサのパラドール)


写真:レリダにてルイスとの再会

今日は、約500キロの道のりを運転してレリダへ。久々に再会したルイス、ミケル、エレナ、オルガと楽しい夕食です。

写真:レリダ名物かたつむり

このブログにも何度も登場した、レリダ名物かたつむり。レリダに来たら絶対これは外せません。つかの間の友人達との再会を満喫し、明日からのパラドール巡りに来たいが膨らみます。



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2009年8月17日月曜日

8月に降ったヒョウ@ハースブルック


写真:ハースブルックでのコンサート

ギタリストだらけの街、ハースブルックに、大事件がおこりました。
地元の人も「こんなことは、初めて!」というくらい奇妙な出来事です。

コンサートが始まる直前、突然地響きのような轟音が聞こえ、何事かと思ったら、なんとヒョウが降って来たのです。今日は夏真っ盛りのはずの、8月17日。ヒョウの大きさは直径2〜3センチくらいで、当たると痛い!轟音は、ヒョウが地面に叩き付けられる音と、屋根などにブチ当たる音のフュージョン。数分間の激しいヒョウのあとは、まるでそれがウソだったかのような、穏やかな天気!

このヒョウ騒動のおかげで30分遅れで始まったコンサートには、悪天候にも関わらずたくさんのお客さんに集まっていただき、ただ、ただ、感謝!です。


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2009年8月16日日曜日

エッセンからニュルンベルグへの列車の旅


写真:早朝のエッセン駅

今日は、列車での移動日。エッセンからニュルンベルグまで、特急列車の旅です。


写真:フランクフルト駅

特急列車とはいえ、かなりたくさんの都市に停車します。フランクフルトでは停車時間が長かったので、ホームに降りて写真撮影です。


写真:これも、フランクフルト駅

ここで、列車が方向転換します。これまで進んでいたのとは反対の方向に突然動き出したので、一瞬焦りました(汗)。隣に座っていた小学生位の男の子が、反対方向に行くけど元来たところを戻っているんじゃないんだよ、と英語で教えてくれました。つたない英語ですが、使える英語教育がされているのかな?と感じました。外国人に対して物怖じせずに話しかけられる姿に、ちょっと感激です。日本も近々、小学生から英語が必修科目になるそうですね。どんあ成果があるのか、ちょっと楽しみでもあります。


写真:ピンぼけだけどお気に入りの1枚

ニュルンベルグから車で約1時間程行ったところに、ハースブルックという小さな市があります。この小さな市は、毎年夏になると、世界中からたくさんのギタリストが集まってくるのです。というのも、ここには10年前に設立された国際ギターフェスティバルがあり、毎晩のコンサートの他、昼間はギターの講習、ギターの楽譜販売と、ギター一色に染まるのです。ギターケースを持って街を闊歩する人がたくさんいて吃驚。明日の観客の半分はギタリストなんじゃないかしら?というくらい、右を見ても、左を見ても、ギタリスト。。。

最後はちょっと、ピンぼけですが、今日のお気に入りの1枚でした。


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2009年8月15日土曜日

エッセンでのコンサート


写真:パンとトマトのオードブル

ドイツ2日目の昼食は、地元でも有名なイタリアンのレストランへ行きました。シェフはイタリア人で、本場のおいし〜い、イタリアンを堪能させていただきました。


写真:魚介類のトマトスパゲティー

こちらのスパゲティーは、魚介類がたっぷりはいって贅沢!しかも、とろけるようなトマトソースとよく合っています。


写真:街角で見かけたポスター

そう、今日はエッセンでのコンサートなんですが、繁華街を歩くとあちこちにポスターが貼ってあって、フアンさん、街行く人に握手を求められたりしてました(笑)。


写真:エッセンでのコンサート

そして、コンサートはポスター効果のおかげで満員御礼。初めて演奏する都市では、事前のプロモーションがとても大事だと感じました。


写真:アンコールのあとも鳴り止まない拍手

初めて来た都市で、こういう歓迎を受けると、やはりとても感動します。アンコールを2曲演奏した後もさらに拍手がなり続きます。スペインではタン・タン・タンと3拍子でアンコールを求められることが多いのですが、今日は、ダン・ダン、ダン・ダン、と2拍子のリズム。これは国民性の違いなのかしら?と妙なところが気になりながら、私も2拍子アンコールの仲間に加わりました。


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