2011年2月24日木曜日

隠れ家的なレストラン(マドリード)


今日は、年越しパーティー以来、久々にフアン・アンヘルとコンチャに会い、ゆったりとした優雅な会食。フアン・アンヘルはエル・パイス紙の超有名な音楽評論家。でも、カニサレスとフアン・アンヘルは、評論家&アーティストという枠を遥かに超えた友情で結ばれています。


写真:フアン・アンヘルとコンチャと共に(フアンさん撮影)

フアン・アンヘルとコンチャは、年末の王立劇場でのコンサートの後、年越しパーティーを企画してくれました。カニサレスのグループのメンバーとその家族も全員招待してくれる懐の深さも、この夫婦の素晴しいところです。

フアン・アンヘルは、超グルメで世界中の美味しい、隠れ家的なレストランをたくさん知っています。スペイン国内でも、毎回違ったレストランに連れて行ってくれ、私たち夫婦もいつも楽しみにしています。

余談ですが、『エル・ブジ』というスペインを代表する超有名レストランが、来月の13日をもって閉店しますが(←とても残念です)お二人は、レストランのオーナーと盟友で、閉店前夜の最後の晩餐に呼ばれているとか。う、うらやまし〜!



写真:パンの盛り合わせからスゴイ

ここでも、フアン・アンヘルは、オーナーのノルベルトと旧知の仲。おかげで、メニューにはないメニューが次々と出てきます。

ちなみにこのレストラン、通りからはまったく想像がつかない、というか、知らなかったら絶対に通り過ぎてしまいます。。入り口にもベルはなく、鍵がかかっていて、大きな鉄状のドアノックを叩くとドアを開けてくれるという仕組み。まさに隠れ家的なレストランです!



写真:ノルウェーのサーモン

オーナーのこだわりで、ノルウェーからサーモン等の魚介類を直輸入する徹底ぶり。とろけるような舌触りは、これまでに経験したことのない美味しさ!


写真:ボガバンテのスパゲティー

奇しくも昨日のブログでも紹介したボガバンテ。スペインの伊勢エビ、みたいな大エビ。ここでのサーブの仕方は一風変わっています。このあと、うs薄切りにされた生のボガバンテが登場。この熱々の銅板の上で、パスタと絡めるように調理して行きます。生クリームを使った魚介クリームが繊細なパスタと絡み合い、そこにボガバンテのコリっとした触感が。。。芸術的な料理です。



写真:野菜たっぷりのパエージャ


こちらは、アーティチョークをメインにしたや野菜のパエージャ。その他にも、豆類も豊富に入っていて、さっぱりとした味わい。口に入れた瞬間にそれぞれの素材の味が、1つずつ確認できる程、自然の味を活かした風味なのです。いったいどうやって作るんだろう?

格調高いグルメな夜を演出してくれたフアン・アンヘルに感謝!





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